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豊川市でマイホームを建てるとき知っておくべき、地盤事情や地盤調査について解説します。
豊川市は、東南部は豊川沿いに広がる沖積低地が豊橋平野の一画を占め、北西部に山地、南西部は三河湾に接しています。
豊川に沿う大断層によって北側と南側で地質が二分されているのが特徴で、豊川の南側の地質は風化しにくい反面、雨水を吸収しにくい地質です。
沖積低地は新しい地層であり液状化現象を起こしやすく、新田開発や埋め立てが行われた三河湾沿岸部の低地、臨海埋立地も液状化や地盤沈下を起こすリスクが高いと考えられます。
一方、市役所のある市中心部は中央洪積台地とされ、古い時代の地層で安定した地形となるため、低地に比べて災害リスクは低いと言えます。ただし、山麓部は場所によって急傾斜の崩落や地滑りの危険があります。
川が蛇行・合流する箇所で氾濫や決壊が起こりやすくなりますが、豊川下流域では洪水対応の治水システムの運用によって洪水被害を軽減させてきました。
地盤は、建物を支える・基礎となる土地のことです。外から見ただけでは分かりません。頑丈そうに見えても軟弱である可能性もあります。
柔らかくて弱い地盤の上に家を建ててしまうと、地盤が家の重さに耐えられずに沈んでしまう恐れがあります。
家が沈むことで、様々な悪影響が生じます。
ですから、建物を建設する前に地盤の強度をしっかりと調べることが重要なのです。
地盤調査の方法には、主に4つの種類があります。それぞれの特徴についてご紹介します。
戸建て住宅の地盤調査で一般的に行われている試験です。先端がスクリュー上になった鉄の棒を回転させ、地中に貫入させて建物の四隅と中心の5か所程度を計測します。
調査コストがリーズナブルという特徴もあります。
SWS試験よりもさらに詳細な地盤評価を行うための、高精度な地盤調査方法です。
SWS試験では音で土質を推定していましたが、トルクなどのパラメータや地形条件などを参考に、ボーリング調査並みの精度で土質判定を行います。
土質を正確に推定することで、弱い地質を見抜けずに過少設計になったり、逆に良質な地形に過剰設計(補強工事)を行ったりするリスクが軽減され、コストダウンにも繋がります。
ボーリングで地面に穴をあけ、そこに鉄の筒状部品を挿入して支持層という固い地盤まで調査を行います。
主にマンション建設時に採用されており、多くの地盤調査に利用されてきた実績が豊富でデータの信頼性も高い一方、調査コストが高いという特徴があります。
起震器と呼ばれる振動を発生させる装置と振動をとらえる検出器を地面に設置し、起震器から発生した振動が地面に伝わる速さで地盤強度を測定します。
地層ごとに地盤の固さを表す支持力と、建物の荷重を地盤に加えたときどのくらい沈むかを表す沈下特性を算出することで、無駄な地盤改良工事判定を抑えます。
地盤調査は基本的には土地を購入した後に、購入した人が調査依頼をします。土地の購入前に地盤調査をすることはできません。
また、購入するケースによって地盤調査の依頼は施工会社もしくは購入者かが決まります。
中古の戸建てが建築される際に地盤調査を行っていれば、その当時の資料を確認できます。ただ、築年数が古い物件の場合は地盤調査をしていないことも。
地盤調査結果が残っていないこともありますから、まずは地盤調査についての資料有無を確認しましょう。
資料が残っていなかった場合は、購入者が自分で地盤について参考情報を集め、調査・判断する必要があります。
すでに建物が建っているために地盤調査をする場合は敷地内のどこかの地盤調査をすることになります。
土地とセットで新築の建売住宅を購入する場合は、すでに売主が地盤調査をしていますのでその結果を見せてもらえば確認できます。
建て替えをする際も、地盤調査を行いましょう。地盤調査を行わなければ瑕疵担保保険に加入できず、建て替えが出来ません。
施工会社が地盤調査を行うのが一般的です。
地盤調査の費用は、調査方法によって異なります。
業者によっても費用が変わってきますが、一般的な相場がこちらです。
調査方法 | 費用 |
---|---|
スウェーデン式サウンディング試験 (SWS試験) |
5~10万円 |
スクリュードライバーサウンディング (SDS試験) |
SWS試験の費用+α(およそ3万円程度) |
ボーリング調査(標準貫入試験) | 15~30万円 |
表面波探査法 | 8~12万円 |
2023年6月19日Google検索「豊川 注文住宅」の検索結果画面(計105P)のうち、公式サイトがヒットした豊川に拠点があり、土地探しから設計・施工、アフターフォローまで一貫対応している会社(7社)を対象として調査を実施。建てたい家のこだわりポイントごとにおすすめの会社を厳選しています。
パシフィックホーム
引用元:パシフィックホーム公式サイト
https://www.pacifichome.jp/concept/design/
「住宅性能評価」
で厳選
・性能・品質を担保する「長期優良住宅」「住宅性能評価書」を取得
・家事ラク動線に合わせた収納スペースも充実
チェックハウス
引用元:チェックハウス公式サイト
https://www.checkhouse.net/case/26230/
「デザインの受賞歴」
で厳選
・「un|アン」が2022年度グッドデザイン賞を受賞
・予算・ライフスタイルに応じた理想のデザインを実現
kotori
引用元:kotori公式サイト
https://www.kotori-5to6.com/works/46994.html
「建築構法の評価実績」
で厳選
・限られた工務店に与えられる「重量木骨プレミアムパートナー」に認定
・耐震性、資産価値が高いこだわりの木造住宅
【調査対象】
2023年6月19日Google検索「豊川 注文住宅」の検索結果画面(計105P)の中で、公式HPを確認できた豊川に拠点がある注文住宅会社(29社)を調査。
そのうち、土地探しから設計・施工、アフターフォローまで一貫対応している旨を確認できた会社(7社)に厳選。
【選定条件】
岡田建設株式会社:7社のうち唯一「住宅性能評価書」を取得しており、「長期優良住宅」にも対応している会社
株式会社チェックハウス:7社のうち唯一、戸建住宅のグッドデザインを受賞している会社(un・アン/2022年度受賞)
株式会社 kotori:7社のうち唯一、重量木骨プレミアムパートナー(※)に認定されている会社
※重量木骨プレミアムパートナーとは、全国の数あるSE構法登録施工店の中から、さらに厳選された工務店・住宅会社に与えられる認証のこと。耐震性が高いSE構法を利用して建てられる資産価値が高い家を総称して、「重量木骨の家」と呼んでいます。
参照元:重量木骨の家とは|重量木骨の家(https://www.mokkotsu.com/about/)